INNOVATE NEXT [MGEO 開発秘話]

08 INNOVATE NEXT 満足の、その先へ。

二世代、三世代先まで、
真の満足を約束するために。

「住まいの工業化」
が可能にした
長期にわたる充実の保証制度。

建てて終わり、ではない。建てた数十年後まで真の満足が長く続く住まいを実現したいーー。ミサワホームは創業以来、「住宅の工業化」を徹底して追求。まさにカメラや自動車と同じような工業製品として、部材などの加工精度の向上に取り組んでいる。先進テクノロジーを結集した全国12の工場は、品質管理の国際規格ISO9002認証を取得。コンピュータ管理された情報システム、
徹底した品質管理体制などにより、常に均一で高品質・短工期・高いコストパフォーマンスを実現した住まいが生み出されている。これにより、たとえば厳寒の地・南極の昭和基地において、建物におけるパネルごとの施工誤差を0~0.5mm以内に抑えるという厳しい許容範囲条件もクリア。人の手や直感に頼った作業を徹底して排除し、計算通りの品質を実現
できる高精度な工業化技術があるからこそ、業界に先駆けて「保証制度」を導入でき、さらに60年超もの延長保証をも可能にしたのである。

ヒラメキから生まれた
メンテナンスできる新防蟻工法。

住まいを脅かす外敵のひとつにシロアリがいる。住宅業界では長年に渡り、敷地の土壌や建物の木部に薬剤を直接散布もしくは塗布する方法が取られてきた。しかし人体に対しては肝臓障害を引き起こ
す原因ともなる。またその効果は有限にも関わらず、メンテナンスも容易ではない。そこでミサワホームでは、1983年より無公害の新たなシロアリ対策の開発に着手。ヒントは、イカリ消毒株式
会社の新製品、地面に置くだけという防蟻シートにあった。これを見た当時の開発担当者はヒラメいた。「このシートを1階床パネルの裏に貼ればいいんだ!」無公害防蟻工法の誕生の瞬間であった。
この新工法はメンテナンスも容易なため、業界に先駆けて防蟻10年超の延長保証も可能にしたのである。

日本の住宅を
長寿住宅へと変える。

住宅の耐用年数は、日本と欧米とでは大きく異なる。米国では104年、英国では141年、かたや日本ではわずか30年と言われている。しかし日本でも、奈良・京都・飛騨高山などには築500年以上の
建物が多く現存しているのもまた事実である。そこでミサワホームでは、建て替えを前提とした住まいづくりではなく、100年、200年という大きな視点から住まいの価値を捉え、「3世代に渡って
住み継げる住まい」という理想を掲げている。住まいの基本性能として、耐震性や省エネ性能・維持管理などの厳しい基準をクリアすることにより、標準仕様で「長期優良住宅」に対応。また、将来の住み替え・ご売却時に、建物の
すぐれた価値を正しく査定できることも、長寿住宅の普及には欠かせない。そこで、“良質な中古住宅を流通させたい”という願いを持った住宅メーカーが協力して誕生した「スムストック査定」制度を導入。これまでの既存住宅の
価値は築年数で評価されており、20年も経てば評価がほとんどゼロになることも珍しくない。しかし「スムストック査定」を受けられるミサワホームの住まいなら、ローン残債を上回る価値を保ち続けることが可能となる。さらに、
長く住み継ぐライフスタイルを前提としたリフォームプランの拡充など、あらゆる角度から住まいの資産価値向上に取り組んでいる。いつか、長寿住宅がこの国のスタンダードになるその日を夢見て。

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