ライフライン確保のセカンドハウス クリップ クリップ解除

構造・工法:
木質系パネル
用途:
住宅

コンセプト

霊峰富士を望む自然の中で、別荘かつ永住の地として自立できるサバイバルハウス。

建築概要

富士山の裾野に位置する閑静な十里木別荘地。樹々に囲まれた空間に、急勾配の大きな屋根と陽の光を受けて輝いているソーラーパネルが印象的な住まいです。荒々しく塗り上げられた左官と石の質感を十分活かした外壁が、建物の存在感を強めています。一見、山小屋風の外観に、新感覚グレー色のサッシとシャッター、傾斜地に張り出したウッドデッキを設けたことで、新しい雰囲気が醸し出されました。「セカンドハウスではあるが、災害時にライフラインの供給が停止しても自給できるようにしたい」という住まい手のご要望から、太陽光発電を採用し、深夜電力を利用した給湯設備を整えました。外部と内部の繋がりをイメージし、ジョリパッドの左官仕上げを内部にも施す等、ロケーションの変化を異質なものに感じさせない工夫をしました。絵画や骨董に傾倒されているご夫婦に配慮し、設計当初から絵画を飾るための壁の配置や壺などのアンティーク家具に合わせた窓位置の工夫、壁紙の貼り分けなどを計画しました。「ここから都心へ通勤したい」と30年以上も前に手にされたという、お施主さまの思い入れ深いこの地に、念願のサバイバルハウスが完成しました。時を得る毎に深みを増し、さらに進化していくことでしょう。

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