東京都 Tさま邸
シンプルなBOX形の外観。計算された凹凸のレイアウトが美しい陰影をつくります。
新居の設計にあたり、Tさまからは「1950年代のバウハウス系のデザインが好きなので、シンプルでインテリア家具が映えるような住まいにしたい」というご要望を頂きました。 そこで、外部から程よく遮断された立地条件をいかして南面に大開口を設け、シンプルな空間に自然の光がたっぷり入るプランニングとしました。 シンプルなボックスデザインの建物は、外壁をホワイトで統一していますが、大小の窓をリズミカルに配置した彫りの深い印象と、植栽や周囲の緑が"額縁"のような役割を果たし、建物の造形的な美しさをいっそう際立たせています。
白壁とフローリングで構成されたシンプルなリビングが、家具の美しさも引き立てています。
リビング・ダイニングには南面に設けた大開口だけでなく、格別のくつろぎ感を生むための多彩な工夫を込めています。たとえば、照明を「一室多灯」にしていること。複数の照明器具で陰影ができるため、空間に奥行き感が生まれるのです。また、リビングの一角にあるウォールドアを開け閉めすることで、一体の大空間にしたり、仕切って仕事部屋や勉強コーナーにしたりすることができます。
モダンなデザインの家具や照明器具が自然に馴染む、シンプルな空間。
T邸では住まいのすみずみまでシンプルな機能美を追求しました。玄関ホールは白を基調にコーディネート。自然の光を取り入れて空間を広く見せるとともに、インテリア小物をより美しく引き立たせる効果も発揮しています。また、サニタリースペースも白を基調色としたホテルライクな仕様に。鏡やガラスなどの素材を効果的に使うことで、ゆったりとした広さと心地よさを演出しています。
スライド式のウォールドアを開け閉めすることで、用途に応じた空間利用が楽しめます。
所在地 | 東京都 |
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家族構成 | 奥様・お子さま1人 |
敷地面積 | 252m2 |
建築面積 | 77m2 |
延床面積 | 97m2(1階 75m2、2階 22m2) |
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建ぺい率 | 30% |
容積率 | 38% |
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