構造・工法:
木質系パネル
用途:
住宅

コンセプト

4反の畑(約1200坪)のどこか500㎡を宅地化して住居を建てる計画。田舎育ちの僕にも、そして施主自身も
畑の中の家に違和感を覚え、そこをどうしようという話合いから始まった。
一方で、ここでの生活に目を向けると、普段、都市住宅で手に入れようとあがいている素敵な要素が溢れている。
地面の広がりとか太陽の光とか風とか音とか匂いとか空とか時間とか虫とか植物とか。ただ当たり前すぎて気づかない。
そして家に入ると減っちゃう。だから余計に気づきづらい。ここを何とかした、自然とそこにある豊かさを認識しながら
過ごせる家にしたい。そんな思いで、施主とともに考えて考えて、つくっていった住宅。

建築概要

平面的な広がりを求め、複数の棟に分けて考えていった。結果このような屋根型の建物に。
外観:お家という記号性を排除。ぐるっとまわした壁で生活が露出するのを避けている。壁は現場の土を模して。。。
アプローチ:外からの感覚をリセットするための、素敵要素全部OFF空間。長く単調なアプローチと壁面の開口を廃した玄関。
リビング棟:全部のせ空間。極端に明るく開放的、外のぐるり壁もカットして屋敷林、麦畑を借景、幅6M高さ13尺のパネルで出来る最大開口。
中庭:棟と棟の間に出来た外空間は「空だけオン」。裸足で出れる外空間で生活に近づけた、空を感じる庭で、直植え植栽も無し。
    リビングの向こうまで空、月も星もきれい。アイストップに紅葉、季節と星の関係がわかるかも。
子供棟:光と風をオン。子供リビング、程よい光、上下の通風、3つの要素が切り離せない関係にある立体的な空間

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